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スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は12日、今年1月の時点で中国が保有する核弾頭数について、前の年と比べて60発増え、推計で410発になったと発表しました。

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軍備管理や軍縮などの研究を専門とするSIPRIは、世界の核弾頭の推定総数を公表し、1月の時点で1万2512発と、去年より198発減ったという分析を示しました。

その中で、最も核弾頭数を増やしていたのが中国です。報告書では、「中国は核戦力を顕著に拡大し始めている。『核戦力の規模は安全保障に必要な最低水準に制限している』とする中国の見解と整合性がとれなくなりつつある」と指摘しています。

また、ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮の核戦力についても、昨年より5発増え、推計で30発になったと発表しています。

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