《ニュース》
公立の小中学生、私立の小中高生の「学習費」が昨年度、過去最高になったことが、文部科学省の調査でこのほど分かりました。
《詳細》
同省が21日に発表した「子供の学習費調査」によると、学校の授業料や修学旅行費、学校納付金、塾代などを合わせた「学習費」が、全国の小中学生と私立の高校生で過去最大になりました。
学校の授業料はほぼ横ばいであり、コロナ禍の影響で修学旅行費などは減ったものの、塾への費用が大きく増えたことが影響しています。
塾代の増加について文科省は「消費増税などの影響」を指摘していると報じられています。しかし、塾代を含む「学校外活動費」は前回調査(2018年度)に比べ、公立小学校で約16%、公立中学校で約21%も増えるなどしているので、塾通いそのものが増えたと見られます。
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