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ロシア国防省は9日に、南部ヘルソン市からの軍の撤退を命じ、撤退を急がせています。
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ロシアのスロビキン総司令官は、「ウクライナ政府がダム攻撃などで広い範囲を浸水させれば、民間人に大きな被害が生じ、(ドニエプル川の)西岸に展開する我が軍も孤立する」「ドニエプル川に沿って防衛するのが適切だ」などと提案し、ショイグ国防大臣がそれを了承しました。そしてショイグ氏は「兵士の命は優先事項で、住民への脅威にも留意せねばならない」と述べ、軍の移動を命じました。
スロビキン氏によれば、撤退に先立ち、11万5000人以上が、ロシアが支配するドニエプル川の東側に避難したといいます。
ヘルソンをめぐっては、ウクライナ軍がロシア軍の補給地点を攻撃し、厳しい状況が続いていました。
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