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ロシアの最高裁判所は2日、ウクライナの準軍事組織「アゾフ連隊」をテロリスト集団に認定し、ロシア連邦領内での活動を禁止しました。ロイター通信やAFP通信などが報じています。
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最高裁の判断により、ロシア軍に捕らえられたアゾフ連隊の隊員は、反テロ法の下で裁かれることになり、最長20年間拘束される可能性があります。
アゾフ連隊とは、ウクライナ東部ドンバス地方でロシア系住民などを迫害し、親ロシア派との戦闘を行ってきた極右の有志民兵組織「アゾフ大隊」をルーツとする部隊。2014年にウクライナ国家親衛隊に統合され、政府公認の部隊として格上げされました。
ロシアはアゾフについて、「ウクライナ東部で2014年以降、民間人の拷問や殺害に関与してきたネオナチ集団である」と主張してきました。プーチン露大統領は、2月に開始したウクライナへの特別軍事作戦を「ネオナチの手からロシア語話者を守る特別作戦」などと位置づけています。
一方のアゾフは米国務省に対し、ロシアをテロ国家に指定するように求めています。
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