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アメリカとイギリスが、オーストラリアの原子力潜水艦配備を支援することで合意しました。

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アメリカ、イギリス、オーストラリアは15日に、インド太平洋の安定に向けた新たな安全保障協力の枠組み「AUKUS(オーカス)」を設置することで合意しました。協力の第一弾として、オーストラリアの原子力潜水艦配備を、米英が支援することで合意しました。

中国を念頭に置いていることは明言されていませんが、米政府高官は、「インド太平洋での抑止力維持を可能にする」とコメントしており、中国対策の一環であることは間違いありません。

核兵器を持たない国が原子力潜水艦を保有するのは異例のことと注目されています。オーストラリアには原子力産業がないため、これまで原子力潜水艦の導入には、政治的・技術的課題があり、ディーゼル潜水艦の発注を進めてきました。日本の海上自衛隊のそうりゅう型が有力でしたが、2016年にフランスのナバルグループが受注。建造を進めていましたが、今回の原子力潜水艦の配備決定を受け、中止となりました。

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