2021年10月号記事

日本文明三万年の歴史

さらば、うぬぼれの「中華思想」

この「大和の国」の、想像をはるかに超える起源が、
大川隆法・幸福の科学総裁の霊査によって明らかになり始めた。


contents

日本文明三万年の歴史 / さらば、うぬぼれの「中華思想」 - Part 1


「われわれ中国人は"黒い髪と黄色い肌を今に受け継ぐ元祖の民族"だ」

習近平・中国国家主席が2017年、当時の宿敵だったトランプ米大統領を北京の紫禁城に招いた時、こう語ったという。ゾッとする話である。日本人を含め黄色人種は全て中国人がルーツだと、国家元首が外交の舞台で言い切ったのだ。

こうした過激な"中華史観"こそ、中国の異常な拡張欲の熱源になっている。

今年7月、中国共産党創立100周年祝賀大会の演説でも、習主席は「中華民族の偉大な復興」という言葉を21回も繰り返した。その具体策が香港統制・台湾統一・一帯一路などだという。西側がコロナで混乱する中、野心ばかりが膨らんでいるようだ。

言葉の通り、その野望の根拠は歴史である。「中華民族は五千年の歴史を持ち、世界文明を導いた。しかしアヘン戦争以来、他国に蹂躙されてきた。今こそ、中華民族の本来の姿を取り戻す時である!」というストーリーが、中国共産党の侵略欲を沸騰させている。

特に日本に対しては、「文明の導き手」という意識を隠そうともしない。言語・稲作・金属のみならず、最近では桜・相撲・剣道・武士道まで、中国起源だとする言説が出回っている。

危険なのは、こうした"中華史観"が日本にも浸透していることだ。親中政治家として有名な二階俊博・自民党幹事長はかつて、「日本は中国から文化を教わり、その延長線上に今日の日本の繁栄がある。その中から、たまたま新幹線の技術を開発した」と語って、新幹線技術を中国に渡してしまった。こうした政財界のリーダーが、技術どころか国ごと明け渡しかねない。

しかし─日本の真のルーツを紐解けば、こうした"中華史観"も露と消えることになる。


3万年前から日本語は存在した!

日本文明には、他の文明の追随を許さない古さがある。それを証明しているのが、土器でも石器でもなく、実は私たちも普段使っている「日本語」である。

念のため紹介しておくと、日本語にも「中国起源説」が付きまとう。日本語の起源を弥生時代の初め、つまり2千年ほど前だとし、大陸から稲作と共にもたらされたと考える説だ。今なお支持する日本人学者が少なくなく、中国国内では通説として語られることもあるという。しかしすでに、文法的相違の大きさから、国内のみならず、欧米の学者からも否定されている。

 

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