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中国国家統計局は11日、国勢調査の結果として、2020年の総人口が14億1178万人になったと発表しました。19年から約1千万人の増加となります。
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中国は昨年、10年に1度の国勢調査を実施し、今年4月初旬に発表予定でしたが、なかなか発表されませんでした。それに対し、英フィナンシャル・タイムズ紙は同月27日、中国の人口が50年ぶりに減少すると報道。その火消しをするかのように、中国は「人口は増え続けている」という1文のみの声明を出した後、今回の発表に至りました。
60歳以上の高齢者の人口は、10年前の約1億8千万人から2億6千万人に増えた一方、労働力人口(15~59歳)は、約9億4千万人から8億9千万人にまで減少しています。
中国は16年に「一人っ子政策」を廃止し、「二人っ子政策」を始めましたが、出生数は減り続けています。
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