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ロシアとウクライナの緊張が高まっていることを受け、オースティン米国防長官は13日(現地時間)、今秋にもドイツに駐留する米軍を500人増員する方針を発表しました。

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ウクライナ東部では、親ロシア派とウクライナ軍との紛争が7年続いています。そうした中、ロシアが先月以降、ウクライナとの国境沿いに軍を集結させているため、緊張関係が高まっています。ロシアの狙いは、インド太平洋戦略を掲げるバイデン米政権の出方を探るためと指摘されています。

バイデン政権は増派によって、ドイツに駐留する米軍12000人の削減を決めたトランプ前政権の方針を転換。オースティン国防長官は、「抑止と防衛が強化され、対立を防ぐと同時に、必要になれば戦って勝利する既存の能力が補強される」と述べ、北大西洋条約機構(NATO)を強化する意向であるとしました。

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