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北朝鮮がサイバー攻撃によって仮想通貨330億円分を盗んでいたことを、国連安全理事会のパネルが指摘しました。9日付ロイター通信が報じています。

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これは、国連安保理の北朝鮮委員会の下で、制裁違反の有無を調べる専門家パネルの年次報告書で指摘されたもの。2019~20年の間、金融機関や仮想通貨の交換業者などへサイバー攻撃を行って330億円分を盗み、軍事開発に充てていたとみられています。北朝鮮は、盗んだ仮想通貨を他の仮想通貨に変え、追跡されにくくするマネーロンダリングを横行させていたといいます。

同パネルはこれまでにも、2017年から18年にかけて、北朝鮮が今回と同じようにして仮想通貨を約637億円分を盗み出していたことなどを報告していました。

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