《ニュース》

相次ぐ映画の公開延期や緊急事態宣言に伴う映画館の閉鎖に伴い、映画業界がひっ迫しています。

《詳細》

映画配給大手で構成される日本映画製作者連盟がこのほど発表した、2020年の全国映画概況によると、20年の入場者数は前年比54.5%の1億613万7000人にまで落ち込みました。日本映画製作者連盟が発足し統計を開始した1955年以降で、最低を記録しています。

邦画と洋画を合わせた年間の興行収入も、1432億8500万円と前年比で45.1%減。現行の統計方法が始まった2000年以降で最低となっています。このうち約22%を「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」による興行収入が占めているとのことです。

映画館の入場者が激減したことに加え、「(映画館の)収容率100%にする場合は、飛沫感染を防止するためにマスクを外す懸念のある食事をさせないように努める」というコロナ対策の縛りにより、映画館内でポップコーンなどを販売する飲食業者は客が来ても"売れない"状況が続いています。

自由に商売することが許されない圧力の中、業界全体に倒産の危機が迫っています。

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