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厚生労働省は23日、医療機関を受診する際の健康保険証による本人確認をスマートフォンのみでできるよう、規定を定める方針を決めました。24日付日本経済新聞が報じています。

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2021年3月から、マイナンバーカードが保険証代わりとして本格的に使えるようになり、合わせてマイナカードをスマホに搭載できるように法改正も検討されています。

マイナカードはこれまでに約2996万枚が交付されましたが、健康保険証として利用できるようにするための申請は約192万枚とわずか6%にとどまっています。

マイナカードをスマホに搭載できれば、普及への後押しとなるため、総務省は21年の通常国会で関連法案の提出を検討しています。

菅義偉首相は今月11日にも、マイナンバーカードと運転免許証の一体化を当初予定の2026年中から24年度末に前倒しすると表明するなど、マイナカードを持つメリットを高め、普及を進める方針です。

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