2018年に愛知県豊田市で、生後11カ月の三つ子の次男を死なせたとして傷害致死罪に問われた母親(31歳)の、懲役3年6カ月の実刑判決の控訴がこのほど、棄却されました。

母親は泣き止まない次男にいら立ち、自宅で床に二度叩きつけ、死なせました。母親は産後、うつ病を患っていましたが、高裁は「善悪の判断能力や行動を制御する能力が著しく減退した状態だったとは言えない」としています。