香港のブルース・リーの銅像(画像はwikipedia)。

増田 辰彦

(ますだ・たつひこ)

ウエディング・ベイビーギフトのアナベル株式会社・代表取締役社長。柔道六段で、1969年、サンボ世界選手権で優勝。1970年、ブルース・リーが香港太子堂『日本武道館』に来訪した時、柔道を教える。その後、フィリピンに移住し、リーが亡くなる1973年までの間、家族ぐるみで交流を深めた。

ヌンチャクを駆使した華麗なカンフー・アクションで、ファンを魅了し続けた香港の俳優ブルース・リー(李小龍)。人気絶頂の最中、彼が謎の死を遂げたのは、1973年7月。映画「燃えよドラゴン」の公開直前で、32歳という若さだった。

11月27日はブルース・リーの誕生日。生きていれば77歳を迎えていた。

リーの誕生日の前日である26日、東京・銀座にある幸福の科学東京中央支部で、ブルース・リーに関するセミナーが開かれた。講師はリーに柔道を教えた、増田辰彦氏。増田氏は1970~73年、フィリピンのキリスト教青年会(YMCA)で柔道師範代を務め、リーの師匠として柔道を教えていた。

本欄では、セミナーの内容の一部を2回にわたって紹介する。今回は後編。

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約2年間の交流の後、突然の死

中国で発刊されている李小龍(ブルース・リー)の本によると、彼の動きは、沖縄空手に似ているものの、柔道やサンボ、合気道など、さまざまな武術が取り入れられているそうです。実際彼はさまざまな武術を研究していました。また彼は膝を鍛えるために、縄跳びもよくやっていました。

ちなみに、彼の「アチョー」という甲高い声は、動物の防御の声、「怪鳥音」と呼ばれるもので、柔道の気合ではなく、剣道の打ち込みの声です。

彼は、瞬時に技が出ることを意識していて、パンチを打つ時も、「下から上に大きく振り上げるとモーションで悟られて避けられてしまうので、肘を少し上げるように打つことが大事だ」などと言っていました。

ストイックな面や身体の鍛え方は、大リーガーのイチローに似ています。

その他にも、彼が好きだった勝新太郎主演の映画「座頭市」の話や、「全面鏡の部屋でどう戦うか」など、格闘技についてさまざまな話をしました。

このように、李には約2年間、柔道、サンボなど格闘技を教え、家族ぐるみで交流を深めました。

1973年、李は亡くなる3カ月前に来日し、柔道の講道館に私を訪ねてきてくれたそうです。ただ私は会えませんでした。そしてその年の7月、「香港の有名スターが亡くなった」というニュースが全世界を駆け巡りました。私も香港での葬儀に参列しましたが、数万人のファンが参列していたため、近づけず、遠くからお焼香しました。

その後、会社に入社し、仕事でヨーロッパに行く機会に、スイス・ジュネーブにいた李の奥さんや子供たちにも、お会いできました。

腰が抜けるほど驚いた、李小龍の霊言

ブルース・リーの霊言

ブルース・リーの霊言

大川隆法著

幸福の科学出版

そして今年8月、「腰が抜けるか」と思うほど、驚いた出来事がありました。幸福の科学の大川隆法総裁が李の霊言を行ったのです。霊言では、彼の人生哲学である截拳道(ジークンドー)に迫っていました。

霊言で見せたような、李のはしゃいだような様子は、私は生前、見たことがなかったのですが、例えば人の話を聞く時に頭を下げて聞くなど、「あ!李小龍だ!」と思うようなしぐさがいくつかありました。地獄に落ちているのではないかと心配していたので、天国に還ったと分かり、安心しました。

李の霊が出てきた理由は、「多くの人がヒーローを求めているから」だと思います。映画は、本の100倍以上の人に影響を与えられます。

格闘家には、「戦う以上は、必ず勝つ」という強い念が重要です。一方、念仏という言葉もありますが、念仏とは、仏と一体になる気持ちを指します。「われは仏の子なり」という強い念があるからこそ、勝利の突破口を開くことができます。

この霊言の中で、李の霊は「中国は大きく変わろうとしている」と言っていますし、「カンフーのパウロになる」とも語っています。私は直感的に、「李小龍は現代に生まれ変わっているのではないか」と感じています。

李小龍は霊言の中で、「截拳道(ジークンドー)は真理の探究だ」と語っており、その奥には老荘思想が流れていました。格闘技を極めることで、必ず真理にぶつかります。心の統御や鍛錬の大切さも必要ですし、善悪や正義について考えるようになります。また多くの人に勇気や自信を与えることも可能です。

その意味で、この霊言は、格闘技やスポーツに関心がある方だけでなく、リーダーを目指す方にも聞いていただきたいです。(編集:山本泉)

ここに紹介したのは霊言のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

お問い合わせは、以下の連絡先まで。

・幸福の科学サービスセンター

Tel:03-5793-1727 : 火~金/10:00~20:00 土日/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

http://map.happy-science.jp/ まで。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『ブルース・リーの霊言 ドラゴンの復活』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1947

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2017年11月29日付本欄 ブルース・リーに柔道を教えた日本人 リーについて語る(前編)

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13852