写真:YONHAP NEWS/アフロ

2017年2月号記事

2017年 「まさかの時代」を読み解く

英国のEU離脱、トランプ氏の当選、欧州での右翼政党の台頭――。
先行き不透明な国際情勢を、大川隆法・幸福の科学総裁の提言をもとに見通す。

韓国大統領の辞任

"検察不況"がやってくる

2017年に民主化30年を迎える韓国。16年10月以降、毎週のように、朴槿恵大統領の退陣を求めるデモが起きた。

これに対し、一部の欧米メディアは、「毎週末の大規模デモは民主主義が根付いている証し」(注)と評価する。

独裁的な北朝鮮との違いを示したいのだろうが、デモを主導しているのは、左翼系団体。その中には、韓国政府が認定した北朝鮮派の団体も含まれている。大統領のスキャンダル事件に乗じ、「民意を北朝鮮寄り」に傾けようと企んでいるわけだ。

17年中に行われる大統領選挙の候補も、いずれも親北派であり、韓国の成り行きを見ている北朝鮮は、ほくそ笑んでいるに違いない。事実、16年だけで20発以上発射していたミサイルをピタリと止めており、不気味だ。

(注)「ニューズウィーク日本版」2016年12月13日号。