中国人民元の実力 中国ウォッチャー・評論家の宮崎正弘氏に聞く(1)

2015.06.18

評論家・作家

宮崎正弘

プロフィール

(みやざき・まさひろ)1946年石川県生まれ。早稲田大学中退。編集者を経て、83年に論壇へ。国際政治、経済の舞台裏を独自の情報で解析する評論やルポルタージュには定評がある。中国ウォッチャーとして中国33省を踏破。『中国・韓国を本気で見捨て始めた世界』(徳間書店)など著書多数。最新刊に『「アジアインフラ投資銀行」の凄惨な末路』(PHP研究所)がある。

中国が設立を目指すアジアインフラ投資銀行(AIIB)。経済面でも存在感を強める中国の狙いはどこにあるのか。

現在書店で発売中の本誌7月号の特集「2023年 習近平が世界を支配する」では、中国全33省を踏破してその内情をウォッチしている宮崎正弘氏にAIIBなどについてインタビューを行った。紙幅の関係で掲載できなかった、中国の内情についての内容を2回に分けて紹介する。第1回目の今回は、人民元の実力について。

経済覇権を目指す中国がしていること

――中国が経済面での覇権を強める中で、ほかにどのような手段を取ると考えられますか。

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