ユーロ危機って、その後どうなってるの? - そもそも解説 3分で分かる「世界の政治・経済のなぜ」
2014.02.28
2014年4月号記事
そもそも解説
3分で分かる「世界の政治・経済のなぜ」
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テレビや新聞では連日のように、デモや紛争、経済などの国際ニュースが飛び交っている。何が問題になっているのか、理解したいと思いながらも、調べるのが大変だったり、よく分からないままのものも多いのでは。こうした国際問題でよく話題になるものを選び、ポイントを理解できるよう、基礎知識や前提知識を整理してみた。
(編集部 近藤雅之、小川佳世子、山下格史、山本慧)
ユーロ危機って
その後
どうなってるの?
2009年、ギリシャが財政危機になって世界中が大騒ぎになりました。あの問題はまだ尾を引いていて、世界を再び混乱させる可能性があります。ユーロ圏の現状を理解するために、その歴史を見ていきましょう。
ヨーロッパで統一通貨ユーロが使われ始めたのは1999年。国境を気にせず使える便利さと、ユーロ圏は発展するという期待から、世界の銀行や投資家がユーロ加盟国に投資するようになり、好景気が続きました。
しかし2009年、ギリシャが財政赤字を実際より少なく見せていたことが発覚しました。 政府が国債で借りたお金を約束通り返せず、銀行や投資家が大損する危険性が明らかになったのです。
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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