三重県伊賀市長が同性カップルの婚姻届を「何としても受理したい」との意向 ─ なし崩し的な同性婚推進には反対
2026.08.08
《ニュース》
三重県伊賀市が、男性同士の同性カップルの婚姻届を「法務局に照会する」として預かったことが分かりました。提出前に二人と面談した稲森稔尚市長は、「受理したい」との意向を示しています。
《詳細》
同性カップルの原告が「同性婚を認めないことは違憲」と国を訴えた訴訟について、これまでに札幌・大阪・東京・名古屋・福岡の高等裁判所で「違憲」、2025年11月28日の東京高裁では「合憲」と判断が分かれました。最高裁大法廷で審理が行われており、早ければ今年度中にも、最高裁の統一判断が示されるとみられています。
そうした状況の中、同性カップルの2人は「このタイミングで」と婚姻届を提出。「小さな動きも集まれば同性婚が実現するのではないか」と話しており、市役所窓口では婚姻届が受け取られ、法務局に扱いを確認して「受理」「不受理」を伝えられる状況になれば連絡すると説明されたといいます(5日付毎日新聞電子版)。
婚姻届の提出に先立ち、2人と面談した稲森市長は自身のフェイスブックで「憲法13条は法の下の平等を、憲法24条は婚姻の自由をうたっています。同性婚を禁止するという法令は存在せず、同性カップルという属性を理由に婚姻制度から排除することは憲法理念に明らかに反しています」「国が個別案件において受理を認めるよう協議していくこととします」と語っています。
今回、婚姻届を提出した同性カップルは、同性婚の法制化に向けて重ねて働きかけており、24年12月には、同性カップルの住民票について、事実婚と同じ記載方法の「夫(未届)」を認めるよう要望。伊賀市は要望を受け入れ、25年4月から実施していました。
《どう見るか》
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