真理の舞台になった歴史 [第25回] - 英仏独の「三国志」を経て、アメリカが覇権を握った近現代

2023.10.29

2023年12月号記事

真理の舞台になった歴史

幸福の科学学園で歴史を教える桜沢正顕教諭が、大川隆法・幸福の科学総裁が法話や霊言で言及した象徴的な歴史的事象について解説します。

第25回

英仏独の「三国志」を経て、アメリカが覇権を握った近現代

桜沢 正顕

幸福の科学学園中学高校 募集広報主任 社会科主任 チアダンス部顧問

ここ数十年、「覇権」を前提とした外交論が広く語られてきました。しかし歴史を遡れば、相互に複雑な外交関係を結ぶことで突出した脅威の誕生を防ぐ「勢力均衡論」こそ、智慧ある立場だったのです。

勢力均衡が平和を維持

ヨーロッパでは、諸侯の力が強い中世を経て近世を迎えると、王権の強化に伴い国境と君主が明確な主権国家が確立。せめぎ合いの時代に入ります。16世紀にはポルトガル・スペインが大航海時代を制するも、17世紀前半にはオランダが世界商業の覇権を握りました。

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