全豪オープン「コロナ陽性でも出場可能」ワクチン未接種のジョコビッチ氏も参加 オーストラリアでも高まるコロナワクチン副反応への懸念

2023.01.11

画像:Leonard Zhukovsky / Shutterstock.com

《ニュース》

17日から開幕するテニス全豪オープン主催者のオーストラリアテニス協会は、出場する選手に新型コロナウィルスの検査を求めないことを明らかにしました。ワクチン接種も義務でなくなり、2022年1月に未接種で不参加となったセルビアのノバク・ジョコビッチ選手も参加する方向です。

《詳細》

22年の全豪オープンの際、男子テニス世界ランク1位だったジョコビッチ選手は、ワクチン接種免除の書類に不備があるということで入国ビザを取り消され、国外退去・追放処分となり、さらに3年間の入国禁止処分を受けていました。この大会で選手たちは、コロナワクチン接種や毎日の検査などを義務付けられていました。

しかし、オーストラリアでその後、国内での検査義務や自主隔離が廃止され、クリケットやテニスの大会でも陽性判定を受けた選手が出場を許可されるようになりました。22年7月には入国時のワクチン接種証明書の提示義務が撤廃され、ジョコビッチ氏の入国禁止処分も解除。今回の全豪オープンに参加する予定で、すでにオーストラリアに入国しています。

大会責任者のグレイグ・テイリー氏は報道陣に、「選手やスタッフには体調不良を感じたら休むように伝えている。検査は行わない」とし、地域の状況に合わせた対応と説明。事前に陽性判定を受けた選手がその結果を明示しなくても問題ない、としています。

《どう見るか》

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タグ: 感染対策  全豪オープン  ワクチン  ジョコビッチ  陽性  副反応  新型コロナ  テニス 

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