時代は今 愛国女子 迫りくる最大の国難 - Part 3 実力行使もいとわない 中国の妨害工作
2021.12.24
2022年2月号記事
時代は今 愛国女子
─紅武士道
迫りくる最大の国難
悠久の歴史の中で、奇跡的な文明を築いてきた日本。
そんな国が危急存亡の秋を迎える──。2022年2月に公開される映画「愛国女子─紅武士道」は、国難を救う人々の姿を描く。
公開に先駆け、国を愛する真の意味を考えたい。
contents
時代は今 愛国女子 迫りくる最大の国難 - Part 3 実力行使もいとわない 中国の妨害工作
実力行使もいとわない 中国の妨害工作
映画「愛国女子」の中で、主人公たちが何度も謎の暴漢に襲われるシーンが描写されている。
これは映画の中だけではなく、現実にも起きていることだ。
日本に来た留学生に「逃げられると思うな」と脅迫
習近平国家主席やその娘・習明沢氏などの個人情報を暴露したサイトの創設者で、日本に留学している肖彦鋭さんが中国から度々脅されている。
2021年7月30日、中国東北部訛りの中国語を話す2人組の男が突然、肖さんの自宅に押しかけ、「お前は違法行為を行っている」「逃げ切れると思うな。(中国の)警察はすでに捜査を始めている」などと脅したという。
中国の公安警察も肖さんの携帯電話に帰国を促すメッセージを送り、中国にいる彼の家族にも圧力をかけている。肖さんは「もし帰国すればひどい目に遭うだろう」と語り、日本に残留する考えだという(*)。
さらに政治学者・アン=マリエ・ブラディ氏も、そうした被害に遭っている。彼女は17年、ニュージーランドで起きている中国工作に関する論文を発表し、世界的に注目を集めた。すると翌年、ブラディ氏の自宅や研究室が何者かによって押し入られ、荒らされるという事件が複数回起きた。「中国当局の仕業」という見立てが強いが、3年以上たった今も、犯人は捕まっていない。
(*)2021年8月10日付大紀元
抗議集会潰しの狼藉でとうとう逮捕!
「没有中共、就没有新中国!(中国共産党がなければ、今の中国はない!)」
2021年7月、東京都内で中国の人権弾圧に抗議する集会とデモが行われた。その中で、中国の男らが机を叩き、冒頭の言葉を発するなどして集会を妨害。参加者に紛れていた私服警官が男を取り押さえ、男は何度か逃亡を図るも、駆け付けた警察の応援によって御用となった。
その後の捜査により3人が逮捕、7人が書類送検された。立件されたのはいずれも中国籍の会社員と留学生。公安部によると、10人のうちの1人が金銭の支払いを約束して他の9人を集め、妨害行為を指示したという。だが黒幕は中国大使館であるというのが公安筋のもっぱらの見立てだ。
中国政府が犯罪組織を使って暴行・誘拐
2019年、香港で民主化デモに参加した人々が襲撃される事件が相次いだ。ネット上に出回った映像には、白色のTシャツを着た集団が棒などで激しく暴行する様子が映し出されているものの、香港警察は全く取り合わなかった。この「白シャツ集団」の正体は、世界に10万人の組員を持つ犯罪組織「三合会」。同組織は過去にもメディア関係者を刃物で襲う事件を起こしており、マフィアが中国政府の指示で反中思想を持つ人々を狙うのは不思議ではない。
中国は05年に、ニュージーランドの居住権を有する女性を同国で拉致し、沖合に停泊する中国籍の船に乗せて、自国へ強制送還したことも明らかになっている。ここにも犯罪組織が関与している疑いがある。
中国人留学生が政党の"デモ潰し"で集結
香港民主化を応援する幸福実現党主催のデモを翌日に控えた2019年9月15日、同党に警視庁から一本の電話があった。
「明日のデモに対して、中国人がカウンター(反撃)を加えるという情報があります。注意してください」
同党が確認したところ、中国版ツイッターと呼ばれる微博(ウェイボー)には、デモの中国語版チラシと共に「(明日のデモの)反対運動に参加したい留学生は @卑微 に連絡してください」との投稿があった。さらに「新宿の黒社会(ヤクザ)にも声をかけて、ゴミを蹴散らそう」と賛同する書き込みも寄せられた。
案の定、デモの当日には、中国国旗を掲げて大声で怒鳴る中国人の一群が現れた。この妨害も中国大使館が指示したのだろう。
中国の核は防衛省・皇居・靖国を狙う
時代は今「愛国女子」である理由
映画「愛国女子─紅武士道」
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