中国爆撃機などが台湾東側を攻撃する示威行動に出る 武器売却の回数が減るバイデン政権の台湾防衛の意思は本当か?
2021.11.30
《ニュース》
中国軍機が28日、台湾の防空識別圏に進入し、台湾の東側を攻撃する示威行動に出ました。進入したのは、戦闘機J-16やJ-10や爆撃機H-6などに加え、空中給油機Y-20Uです。
《詳細》
もし中国が台湾を侵攻する場合、戦闘機などに護衛された爆撃機が、台湾の基地などに向けて巡航ミサイルを発射します。中国大陸の正面にある基地は容易に攻撃できます。しかし、台湾の太平洋側に面する花蓮・志航空軍基地は、中国の攻撃に備えて、山の地下に戦闘機を格納できるようにしています。そのため中国軍機は、台湾の南を飛行し、台湾の東側に回り込まなければ攻撃できません。
そこで今回の中国軍機は、台湾の東側を攻撃するような飛行経路を取りました。さらに空中給油機も初めて投入したことで、「作戦時間を長期化できる」ことも示すなど、台湾側に高い能力があることを示唆したのです。
《どう見るか》
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内
YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画