インドが41年ぶりのマイナス成長 コロナ変異株「インド型」は中国の策略か
2021.06.02
2021年5月、インドのラージャスターン州ベアワルでコロナによる犠牲者のために祈る人々。画像:Sumit Saraswat / Shutterstock.com
《ニュース》
インドの2020年度の経済成長率が前年度比7.3%減となり、景気の後退が進んでいます。同国のマイナス成長は41年ぶりです。
《詳細》
落ち込みには、新型コロナウィルス感染拡大防止のためのロックダウンなどが大きく影響していると報じられています。
インド政府は2020年3月から5月末まで、全土のロックダウンに踏み切りました。外出を厳しく制限したため、多くの企業や小売店などが営業停止を余儀なくされ、同年4~6月期の国内総生産(GDP)成長率は前年同期比24.4%減に急落しました。
ロックダウン解除後は経済活動が再開し、成長率も緩やかに回復。しかし今年5月には1日の新規感染者数が41万人に達し、死者が累計30万人以上となるなど、世界最悪の拡大ペースとなる"第二波"に見舞われており、感染収束の見通しは立っていません。
《どう見るか》
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