2020年代の「中国離脱」戦略Part02 新・ニッポンのものづくり中国に勝つ「未来産業革命」

2020.01.29

2020年3月号記事

2020年代の「中国離脱」戦略

中国バブル崩壊や、中東情勢などに端を発する世界同時不況の可能性──。

国際経済の見通しが不透明になる中、日本は最悪の事態に備えなければならない。

そこで重要になるのは、国内のお金の循環をよくし、将来の富を生む産業を創ることだ。

本特集では2つのパートに分けて、日本を繁栄に導く国家戦略に迫る。


contents

2020年代の「中国離脱」戦略Part02 新・ニッポンのものづくり中国に勝つ「未来産業革命」

2020年代の「中国離脱」戦略Part02 新・ニッポンのものづくり中国に勝つ「未来産業革命」


2020年代の「中国離脱」戦略 Part02

新・ニッポンのものづくり

中国に勝つ「未来産業革命」

中国経済の崩壊が間近に迫っている。日本経済を守るための長期的な解決策となるのが、

日本発の「未来産業革命」を起こすことだ。

(編集部 山本泉、塩澤沙智)

Part01からの特集「地銀9割消滅!?」で、中国経済の崩壊が近づいており、その影響で日本の地方銀行の9割がなくなる恐れがあることを示した。

日本は早急に対中依存をやめ、国力を高めていく必要がある。その具体的な方法は、次の通りだ。

(1)消費税を減税し、消費を活発化させる。(2)日銀のマイナス金利をやめ、銀行の利益を守る。(3)中国発の金融危機が起きれば、邦銀の国有化や統廃合などを進め、ダメージを和らげる。(4)中国に進出する企業の国内回帰を進め、地銀がその支援にあたる。(5)長期で融資できる銀行を復活させ、未来産業を創る。

本記事では、(5)の未来産業創りに焦点を当て、中国からGDP(国内総生産)2位の座を奪還し、ゆくゆくは世界一を目指すため、日本に「未来産業革命」を起こす方法について考えてみたい。

次ページからのポイント

技術を奪い、繁栄する中国

産業化に向けて日本が高めるべき力

Interview 情報技術イノベーション財団(ITIF)副理事長 スティーブン・エゼル氏

Interview 弁護士・東急取締役 小長 啓一氏

Interview 今、日本に求められる「創造的頭脳」清水 美裕氏

「創造的頭脳」になるためには

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タグ: 銀行  お金の循環  創造的頭脳  中国バブル崩壊  マイナス金利  産業  著名知識人  小長啓一  中国離脱  繁栄  清水美裕  スティーブン・エゼル  地銀  2020年3月号記事  国家戦略  世界同時不況  中東情勢 

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