「投獄され、拷問され、臓器を取られた」中国共産党の人権弾圧 / 神を信じると「罪」になる国 Part2

2018.05.29

中国・新疆ウイグル自治区ウルムチ市で2009年に起きた騒乱の後は、厳戒態勢が敷かれた。

2018年7月号記事

中国共産党の人権弾圧

「投獄され、拷問され、臓器を取られた」

神を信じると「罪」になる国 Part2

大国然として振舞う中国だが、その内実は、過酷な人権弾圧が続く「監獄国家」だ。

先月号に引き続き、その実態に迫る。

(編集部 大塚紘子、長華子、小林真由美)


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昨年事実上の獄中死を遂げた中国の民主活動家・劉暁波氏の妻、劉霞氏の肉声が今年5月、インターネット上に公開された。

「生きるよりも死ぬ方が簡単」

「私の状況は全世界が知っているのに、(出国要請を)繰り返して何になるの? 」

ドイツ在住の中国人作家と電話で話す劉霞氏は、録音された7分間、嗚咽し続けた。2010年から自宅軟禁され、出国を希望しているが実現していない。

中国は、共産党政府の意向に反する言論を許さない。歯向かえば拘束され、殺されることもある。1949年に共産党によって建国されてから変わらぬ全体主義国家だ。一方で、2010年にGDPで日本を抜いて世界第2位になり、核兵器を持ち、国連では常任理事国を務める、世界の大国の一つでもある。

その中国で今、どのような人権侵害が行われているのか。全世界が知る必要があるだろう。

次ページからのポイント

大川隆法総裁 講演会レポート「自由、民主、信仰」が独裁国家を崩壊させる

霊言で見る中国の未来

非核化だけでは不十分 / 悪法が横行する独裁国家

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タグ: 2018年7月号記事  人権弾圧  独裁国家  講演会  投獄  中国共産党  大川隆法  民主  自由  劉暁波  信仰  拷問 

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