Expert Interview - 政府の「合法的強盗」を止める方法

2018.02.27

2018年4月号記事

Expert Interview

政府の「合法的強盗」を止める方法

子供たちに「借金」を回さないように、減税政策を訴えてきた会計学者に、 税金の意味、財政改革のあるべき姿について聞いた。

(編集部 長華子)

千葉商科大学大学院教授

吉田 寛

プロフィール

(よしだ・ひろし)1957年生まれ。2003年に千葉商科大学大学院政策研究科博士課程修了。現在、同大学院会計ファイナンス研究科教授。千葉県のハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)でも教えている。公会計研究所および自由経済研究所代表。専門は公会計。著書に『公会計の理論―税をコントロールする公会計』などがある。

――トランプ米政権は大型の税制改革を行っています。

吉田氏(以下、吉): レーガン政権(1981~89年)以来の大減税です。理想的な財政運営としては、アメリカの第30代大統領、クーリッジ(在任1923~29年)をあげるべきでしょう。クーリッジ大統領は、「必要以上の税を集めるのは合法的強盗だ」と述べ、減税と政府支出の削減を行い、さらに財政の黒字化にも成功しました。

続きは2ページ目へ(有料記事)


タグ: 納税  千葉商科大学  民主主義  吉田寛  2018年4月号記事  減税  著名知識人  インタビュー  税制改革  財政改革  損益計算書 

「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画



記事ランキング

ランキング一覧はこちら