カテゴリ「政治:エネルギー問題・原発」の記事一覧
2016.07.16
「川内原発の停止」訴え当選の鹿児島新知事 国家主権を侵すなかれ
川内原発(画像はWikipediaより) 参議院選挙と同時に行われた鹿児島県知事選で初当選を決めた、元テレビ朝日コメンテーターの三反園訓(みたぞの・さとし)氏の動向に注目が集まっている。公約に「九州電力川内原発の停止」を掲げたが、当選後に報道陣からの原発に関する質問を受け、「答えようがない」などとはぐらかしているからだ。 知事に原発...
2016.06.20
アメリカがインドに原発支援 日本は「原発停止」で大丈夫?
Frederic Legrand - COMEO / Shutterstock.com インドのモディ首相はこのほどアメリカを訪問し、米印間で東芝傘下の米ウエスチングハウス(WH)がインドに原子力発電所を建設することで合意した。 インドが進める原発輸入 経済成長で電力不足が深刻なインドは、原子力発電を電...
2016.04.08
川内原発の運転差し止めはなし 規制委の基準を満たした原発は再稼働できるはず
九州電力の川内原発1、2号機(鹿児島県)の運転差し止めを求める仮処分申請に対し、福岡高裁の宮崎支部は6日、運転差し止めを認めない判決を下した。 高裁支部は、「(ゼロリスクに基づいた)安全確保を想定すべきであるとの社会通念は確立していない」と指摘。原子力規制委員会の安全基準を認め、行政判断を重視する姿勢を見せた。 ...
2016.03.29
福島安全宣言は日本を救う
福島県民を中心とするデモ隊。日比谷公園から新橋までを行進し、「無駄な除染はやめて故郷に帰ろう」「ふるさとに帰る自由を取り戻そう」などとシュプレヒコールをあげた。 2016年5月号記事 福島安全宣言は日本を救う 関西電力の高浜原発3、4号機。大津地裁に運転停止を命じる仮処分を出された...
2016.03.12
福島県民らが「福島は安全だ」とデモ 「福島第二原発の再稼働」も
震災から5年目を迎えた11日、福島県を中心とする東北地方の約100人の住民らによる「『福島安全宣言』を求める国民大会」が開催された(主催:「福島安全宣言」実行委員会/原発推進を求める国民会議/JAPAN+)。 参加者らは、都内の日比谷公園から新橋までデモ行進を行い、「無駄な除染はやめて故郷に帰ろう」「ふるさとに帰る自由を取り戻そう」「政府は...
2016.03.08
「被災地の悩み」「放射能への恐怖」各紙はどう報じた?
画像はWikipediaより。 東日本大震災からちょうど5年が近づくなか、各紙が震災復興に関する記事を掲載した。 毎日新聞「子のがん『多発』見解二分」 福島で子供の甲状腺がんやがんの疑いがある患者が166人発見されたことについて、毎日新聞は7日付朝刊で、「被ばくの影響」とする説と、「過剰診断である」とい...
2016.03.02
東電旧経営陣らが強制起訴 感情的な東電悪玉論に注意
東電が原発事故を防げなかったことが罪とされるのかどうか、法廷で初めて争われる。 東京電力の福島第一原発事故をめぐって、東電の旧経営陣である勝俣恒久元会長ら3人がこのほど、業務上過失致死罪で強制起訴された。 検察側は証拠不十分などで、これまで2度にわたり3人を不起訴処分にしていたが、昨年7月、検察審査会が、「強制...
2016.02.29
電力自由化はホントに自由か? - ニュースのミカタ 2
2016年4月号記事 ニュースのミカタ 2 エネルギー 電力自由化はホントに自由か? 4月から「電力自由化」が本格的にスタートします。自由化で何が変わるのか。素朴な疑問に、そもそモグラ博士が分かりやすくお答えします。 リバ犬: 電力自由化で何が...
2016.02.28
中国が「原発輸出国」へ!? 日本こそ世界一安全な原発を開発できる
中国が、世界に中国産原子炉の輸出を目指す動きを見せている。 米ウォールストリート・ジャーナル紙によると、中国の国営企業である中国広核電力(CGN)は23日、ケニア、ロシア、インドネシアなどの企業幹部数十人のほか、外交官やジャーナリストを同社の原子力発電所に招き、国産原子炉「華龍1号」を輸出したいと宣伝した。 国...
2015.12.25
福井地裁 高浜原発再稼働の差し止め仮処分を取り消し 仮処分自体が不当
福井県にある関西電力高浜原発3、4号機の再稼動差し止めを命じた仮処分に対し、関西電力が異議を申し立てていたことについて、福井地裁が関西電力の異議を認めた。 これによって高浜原発の再稼動が可能となる。 今回問題となった高浜原発2基は、今年2月に新規制基準に基づく検査に合格し、いつでも再稼働ができる状態だった。ところが今年4月、福井地裁...