カテゴリ「世界:中国」の記事一覧
2015.12.22
米軍の爆撃機が中国がつくる人工島上空を通過 米の「間違い」発表は間違い
米軍のB-52爆撃機がこのほど、中国が人工島を作っている南沙諸島のクアテロン礁上空を通過した。 間違いか故意か? 中国側はクアテロン礁を埋め立てて人工島をつくり、「中国の領土である」と主張している。そのため、米軍の「領空侵犯」に対して中国外務省は、B-52の飛行は「深刻な軍事的挑発である」と、激しく抗議している...
2015.12.13
中国がユネスコ記憶遺産の「南京」資料を公開 いつ資料のすべてを公開するのか
南京大虐殺記念館。 12月13日で、「日中戦争」を戦った日本軍が、南京城を陥落させて78年となる。 中国では、この日を「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」という国家記念日に定めており、毎年、反日セレモニーが行われている。昨年は、習近平・国家主席が演説し、国内外の注目を集めた。 国家記念日を前に、南京市公文書館...
2015.12.06
中国がアフリカへ7.3兆円の支援を表明 経済依存は植民地への道
中国とアフリカ諸国が参加する「中国アフリカ協力フォーラム」の首脳会合が4日、南アフリカのヨハネスブルグで開催された。中国の習近平国家主席は会合冒頭の演説で、アフリカの発展を支援するために今後3年間で600億ドル(約7兆3600億円)を拠出することを表明した。経済協力を通じてアフリカ諸国への影響力を拡大させる狙いがある。 ...
2015.11.30
アリババが香港有力紙買収 世界のメディアに伸びる中国の手
Rob Crandall / Shutterstock.com 中国の電子取引商大手、阿里巴巴集団(アリババグループ)の創始者であるジャック・マー会長が、香港の有力英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)の買収交渉を進めている。 マー氏は中国政府と近い関係にあると言われている。マー氏が経営権を握ることで、SCMPは中国当...
2015.11.19
人民元が国際通貨に向け一歩前身!? 欧州諸国は中国に媚を売るのをやめるべき
国際通貨基金(IMF)は11月末、中国の人民元を特別引き出し権(SDR)に加える見込みだ。IMFは、人民元に国際通貨としてのお墨付きを与えることになる。 ただSDRはIMFの公式準備資産であるものの、その存在感は薄い。2009年にも世界金融危機の対策の一環として、3000億ドル相当のSDRを新たに創出したが、ほとんど使われていない。またSD...
2015.11.10
慰安婦問題を責める前に、中国は自国の女性の人権侵害を解決せよ
急速に進む少子高齢化に歯止めをかけようと、中国はこのほど「一人っ子政策」を廃止し、すべての夫婦が2人まで子供を持てるようにした。国家が子供の数を決めること自体おかしいことだが、今回は、一人っ子政策によってこれまでにさまざまな人権侵害が行われてきた実態を紹介したい。 中国は、1950年~60年代にかけて、「産めよ、増やせよ」の出産奨励策を実施...
2015.09.25
釈量子の志士奮迅 [特別編] ユネスコ記憶遺産 緊急座談会 - 中国の「歴史ねつ造」を阻止せよ!
右から、釈党首、藤岡氏、高橋氏。座談会の一部は、YouTubeのネットオピニオン番組「The Fact」で配信中。 2015年11月号記事 (しゃく・りょうこ)1969年、東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒。大手企業勤務を経て、(宗)幸福の科学に入局。本誌編集部、常務理事などを歴任。2013年7月から現職。...
2015.08.29
失速を続ける中国経済 限界に達した中国共産党が選ぶ未来とは - The Liberty Opinion 5
2015年10月号記事 The Liberty Opinion 5 失速を続ける中国経済 限界に達した中国共産党が選ぶ未来とは 中国経済の失速が続いている。6月中旬から1カ月ほどで、中国株は3割ほどの価値を失い、今年の前半だけで約38兆円の外資が中国から逃げ出している。 ...
2015.08.29
天津爆発事故の情報統制に怒りの声 中国は「情報公開」で崩壊したソ連と同じ道をたどるか - The Liberty Opinion 6
2015年10月号記事 The Liberty Opinion 6 天津爆発事故の情報統制に怒りの声 中国は「情報公開」で崩壊したソ連と同じ道をたどるか 8月12日に中国・天津市で大規模な爆発事故が起こった。市当局は1万7千世帯が被災、すでに114人が死亡したと発表。犠牲...
2015.07.30
株価暴落で中国に迫られる「踏み絵」 - 体制維持か自由主義か - The Liberty Opinion 5
2015年9月号記事 The Liberty Opinion 5 体制維持か自由主義か 株価暴落で中国に迫られる「踏み絵」 中国の株価暴落が習近平政権を揺るがしている。 6月12日のピーク時に比べ、3週間あまりのうちに上海総合指数で32%、...