カテゴリ「世界:中国」の記事一覧
2024.07.15
習政権、50年の超長期国債発行に見える、金融危機への焦り【澁谷司──中国包囲網の現在地】
2年前、中国では不動産危機が吹き荒れた。その余波で金融システム崩壊が迫り、中国経済全体が暗澹たる状況に陥るなか、習近平政権はそれを座視できなくなっている。
...2024.07.08
「過去最大」の災害を放っておいて、政権安定化に奔走せざるを得ない習近平【澁谷司──中国包囲網の現在地】
近頃、広東省が大雨に見舞われ、梅州市蕉嶺県で洪水が発生し、5人が死亡、2人が行方不明となった(*1)。
...2024.07.07
米誌フォーリン・ポリシーが中国による台湾侵攻に備えるべきと主張 中国が台湾に威圧行動を続けるのはなぜか【河田成治氏寄稿】(前編)
5月20日、台湾の頼清徳新総統の就任式が行われましたが、頼氏はその就任演説で、台湾は主権独立国家であることを明言するなど、統一を狙う中国に対して毅然たる態度を示しました。
...2024.07.05
台湾の漁船が中国海警に拿捕され、台湾が釈放を求める 台湾で起きることは日本でも起きるかもしれない
台湾の離島である金門島の沖合で漁をしていた台湾の漁船がこのほど、中国の海洋警察に拿捕(だほ)され、台湾が反発しています。
...2024.07.03
習近平「米国が台湾を攻撃させようとしている」との珍発言が話題を呼ぶ【澁谷司──中国包囲網の現在地】
台湾をめぐって習近平・中国国家主席がしたとされる発言が、波紋を呼んでいる。
...2024.07.02
中国の「反スパイ法」でスパイの疑いがあればスマホやパソコンの調査可能に 中国への直接投資は8割減、企業は逃げ出しつつある
改正反スパイ法の施行から1年が経つ中国では7月1日から、当局者がスパイの疑いがある個人や組織のスマートフォンやパソコンを調査できる規定を施行しました。
...2024.06.27
中国革命前夜── 第二の「孫文」が現れる日
天安門事件から35周年となる6月4日、北京の天安門広場は厳戒態勢が敷かれ、香港でも国家安全維持法などにより追悼集会は開催できなかった。
...2024.06.24
台湾と中国の圧倒的な技術力の違い【澁谷司──中国包囲網の現在地】
世界的に注目を集めている米企業エヌビディアのCEO黄仁勲が5月26日、訪台し、約2週間滞在した。黄は1963年に台南市で生まれ、9歳の時、両親と共に米国へ移住した台湾系米国人である。
...2024.06.15
中国の不動産・地方債務・金融"三位一体"危機【澁谷司──中国包囲網の現在地】
習近平政権は5月23日、山東省済南市で企業と専門家の経済フォーラムを開催し、経済こそが優先課題であることを示唆した(*1)。
...2024.06.10
中国の軍事演習に動揺しなかった台湾【澁谷司──中国包囲網の現在地】
頼清徳が5月20日、台湾総統に就任した。それに合わせ同23日と24日、中国が台湾周辺での軍事演習を発表したことは周知の通りだが、注目すべきはその後、北京を含む中部戦区に異変が起きたことだ
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