カテゴリ「世界:中国」の記事一覧
2020.09.16
日本も見習え!? チェコ議長訪台の裏にある親中派との対立【澁谷司──中国包囲網の現在地】
《本記事のポイント》 チェコの高官が台湾に訪問 背景には親中派との熾烈な対立が 中国の外交戦は押され気味 8月30日、チェコのビストルチル上院議長は、プラハ市長や他の議員、及び企業関係者など89人の訪問団を率いて台湾を訪問した。 チェコは中国と正...
2020.09.11
中国から出国禁止措置を受けたオーストラリア記者 中国に駐在する豪記者はゼロに
《本記事のポイント》 オーストラリアが中国に特派員を置いていないのは、1970年代以来初めて 豪シンクタンクが、恣意的な拘束などを「中国共産党の強制外交」と報告 菅直人首相は強制外交に屈した 中国政府から一時的に出国を禁じられ、取り調べを受けた中国駐在のオーストラリア記者2人...
2020.09.09
「習近平訪韓」の奥にある、"崖っぷち"同士のウィン・ウィン関係【澁谷司──中国包囲網の現在地】
《本記事のポイント》 中韓高官会談で、冷え込んでいた関係が雪解け!? 中国は"四面楚歌"状況を韓国から打破したい 破綻しかけた経済・対日関係・支持率を回復させるため…… 中国担当外交トップの楊潔チ・国務委員が今夏、韓国を訪問し、...
2020.09.03
2020年の北戴河会議で、習近平派は"四面楚歌"状態!?【澁谷司──中国包囲網の現在地】
《本記事のポイント》 北戴河会議延期の観測も 会議では習近平派があらゆるテーマで責め立てられる 「対外迷走・対内強硬」は政権が不安定な印!? 河北省の避暑地である北戴河で8月1日、毎年恒例の中国共産党の新旧幹部らによる非公式会議が開催された。 ...
2020.08.30
「中国共産党は人類の敵だ」──盲目の人権活動家・陳光誠氏が米共和党大会で演説
米共和党全国大会で演説する陳光誠氏。(2020 Republican National Convention/ロイター/アフロ) 盲目の人権活動家として著名な陳光誠氏が、8月26日、アメリカ大統領選を控えた共和党全国大会で演説を行った。陳氏は、山東省出身の弁護士で、一人っ子政策をめぐる強制中絶に関する抗議活動で実刑判決を受けた後、2012年4月に、当局による自宅...
2020.08.29
断末魔の中国経済 01 核兵器並みの金融制裁が中国を襲う
写真:AP/アフロ 2020年10月号記事 断末魔の中国経済 01 核兵器並みの金融制裁が中国を襲う ついにアメリカが、「21世紀の精密誘導兵器」と称される金融制裁を中国に科せるようになった。 もし制裁を発動すればどうなるか。 (編集部 山本慧) &...
2020.08.29
断末魔の中国経済 02 中国の新しいニセ通貨づくり!? 「デジタル人民元」の嘘
2020年10月号記事 断末魔の中国経済 02 中国の新しいニセ通貨づくり!? 「デジタル人民元」の嘘 電子マネーや仮想通貨など、キャッシュレス決済が広がる中、 中国は通貨のデジタル化、つまり「デジタル人民元」の実用化を急いでいる。 しかし本当に大丈夫か。中国の隠された狙い...
2020.08.29
怒涛のインタビュー集 - 中国を弾劾し、日本を糺す
写真:AFP/アフロ、代表撮影/ロイター/アフロ 2020年10月号記事 怒涛のインタビュー集 中国を弾劾し、日本を糺す 中国が香港国家安全維持法を施行したことを受け、 米英などが対中強硬姿勢を強めている。 覇権拡大を企てる中国共産党に対し、世界は連携して立ち向かうべきだ。 (編...
2020.08.26
台湾がますます反中に染まる 高雄市長補選で民進党が大勝【澁谷司──中国包囲網の現在地】
《本記事のポイント》 台湾・高雄市長選で民進党が大勝 香港弾圧で国民党が疎まれ始めている 抑止力を強化する蔡英文政権 台湾の韓国瑜(かん・こくゆ)高雄市長に対するリコールの賛否を問う住民投票が6月6日に実施され、市長の解職が成立した。これを受け8月15日、高雄市長補欠選挙が行...
2020.08.23
サッチャーがくぎを刺したトウ小平の経済観 回顧録から読む
民主活動家が相次いで逮捕されるなど、「一国二制度」で約束されていたはずの自由と繁栄が急速に失われつつある香港。 香港返還交渉を行ったのは、イギリスの首相マーガレット・サッチャー首相(当時)でした。その回顧録には、返還交渉をした時の中国とのやり取りが記されています。 8月16日付本欄「香港返還交渉でサッチャーが感...