最近、書店に足を運ぶと、教養を身につけることを勧める本が多いことに気づきます。では、教養人になるには何が大切でしょうか。その大きなものは、「読書」ではないでしょうか。

読書は、自分以外の優れた人の考えを学ぶことができたり、人生を追体験することができたりします。また、そこから多くのアイデアを得たり、他人や世の中を複眼で見れたり、人生を豊かにしていけます。

本欄では、教養を磨くヒントの1つとして、明治時代の最高峰の教養人・福沢諭吉が、読書を通じてどのように人生を変え、国をも変えていったかをご紹介します。