2015年7月号記事

The Liberty Opinion 1

ユネスコ記憶遺産 中国による「歴史ねつ造」追及

ユネスコが追加提出を要求

中国の「南京大虐殺」資料に不備

中国がユネスコの世界記憶遺産に「南京大虐殺」「従軍慰安婦」の資料を登録申請している問題で、本誌は前号まで、この資料の杜撰さを指摘した幸福実現党(釈量子党首)の反論書を紹介してきた。

今回、さらに新たな問題が判明。中国が申請資料の不備により、ユネスコから追加資料の提出を求められていたことが分かった。

ユネスコ関係者によると、ユネスコは事前審議で、世界中から申請されている全96件のうち、資料に不備が見られた数件について、さらなる資料の提出を求めた。この中に、中国の「南京大虐殺」に関する資料が含まれていたという。

本誌でも中国が資料をねつ造したり、「オリジナル資料を持っている」と嘘をついている点(注)などを指摘してきたが、ユネスコ側も、中国の資料に対する信ぴょう性に疑問を抱いたようだ。追加資料の提出期限は6月末という。