UFOの存在を信じている人の割合が世界一のメキシコで、UFO事件として最も有名な「ロズウェル事件」の新証拠が5月5日に公開されるという。写真2枚で、身長が1から1.2メートルの、グレイタイプのエイリアンが写っているものだという。

アメリカのUFO誌「オープン・マインド」などが報じている。

公開するのはメキシコのUFO研究家で著名なTV司会者のジェレミー・マウスセン氏だ。

記事によると、ジェレミー氏は、1万人が収容できる会場で新証拠を公開。ロズウェル出身で宇宙人の存在を確信しているというエドガー・ミッチェル元宇宙飛行士や、NASA関係者らとともに解説する予定だという。

ロズウェル事件は、米ニューメキシコ州で、ロズウェル陸軍飛行場が「空飛ぶ円盤を回収した」と発表したが、直後に空軍が「気象観測気球だった」と否定したという。その後、「回収された宇宙人の死体を見た」と証言する人物などが出てきた。

今回発表される写真は、事件の起きた1947年ごろに撮られたもの。

その写真は、ある屋敷の持ち主が亡くなった後、屋敷の清掃を任された女性が1989年、発見した箱に入っていたものの一部だ。その女性は箱を自宅に持ち帰り10年ほど箱を放置していたが、アイゼンハワー大統領などの写真を見つけて箱の中身をあらためたところ、エイリアンと思しきものの写真を発見した。専門家の調べで、1947年に製造された写真であることが判明するなど、本物である可能性が高いという。

アメリカでは、このロズウェル事件がきっかけとなり、1940年代以降、UFOが大いに注目され、全国で目撃情報が多数報告された。米政府は数回に渡りUFO調査を行ったが、1969年を境に、公式には「UFOに研究すべき価値はない」と結論している。

しかし、最後に発表された「コンドン報告」に記載されたUFOの事例91件のうち、30件が「未解決」だった。報告書の結論は「研究の価値なし」としているが、本文の内容とのかい離が激しいと、UFO研究家らの批判を受けている。

また、アメリカなどの政府の元関係者には、「政府は宇宙人からの技術供与を受けている」「政府機関で宇宙人が働いている」と証言するものも多くいる。

ロズウェル事件も、公式には、気球墜落事故として決着したことにされているが、破片を回収したロズウェル陸軍飛行場からの発信情報がその時期だけ破棄されているなど、怪しい点がかなりある。

もしも、今回の写真に写っているエイリアンが本物と証明されたら、米政府がUFOや宇宙人の情報を意図的に隠していることの証拠になる。公開の結果が非常に興味深い。(居)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『ネバダ州米軍基地「エリア51」の遠隔透視 アメリカ政府の最高機密に迫る』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=748

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2015年4月号記事 「ロズウェル事件」検証するならもっと真面目に - NHK超常現象番組

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2013年3月18日付本欄 UFO国際会議で米大統領とUFOの関係を発表 「情報鎖国・日本」は見習え

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