今年で22回目となる恒例のUFO国際会議がこのほど米国アリゾナで開催され、UFOとアメリカ大統領の関係を徹底調査した発表が注目を浴びた。この会議は、UFOやエイリアンにまつわる「UFO学会」であり、毎年あらゆる分野の研究者が集って意見交換する。

今年は、物理学・天文学の教授やナショナル・ジオグラフィックの人気番組「Chasing UFO(UFOを追う)」の科学者、ヒストリー・チャンネル「Ancient Aliens(古代の宇宙人)」の出演者のほか、元英国国防省UFO主席調査官や、アブダクション(拉致)されて埋め込まれたインプラント物質を専門に研究する外科医など、その道のプロが発表した。

その中で、優秀な研究に選ばれたのは、UFO研究者グラント・キャメロン氏の研究だ。それは、アメリカ大統領とUFO情報の関係を追跡調査した、次のようなものである。

  • アイゼンハワー元大統領に、アメリカに居続けると言われているETの存在を知らせ、それらと会談できることを示唆する内容の公式資料を見たという州議員の証言ビデオ。
  • 大統領になる前のフォード議員が、多くのUFOを目撃。本格的な調査を要求したこと。
  • レーガン元大統領が州知事時代、UFOを目撃。後に国連で、エイリアンの侵略が世界各国を1つにまとめるだろうと演説したこと。
  • クリントン元大統領がUFOについて学ぼうとしたが、極秘資料から遠ざけられていたということ。

なお、クリントン元大統領はUFOへの関心が高く、1995年にはローレンス・ロックフェラー氏(2代目ジョン・ロックフェラーの3男)から、「ロズウェル事件」に関する情報開示を要求されていたやり取りが公開されている。ロックフェラー氏は情報公開法を使って、各大統領の公文書を管理する大統領図書館などから大量の資料を発掘。貴重な資料をホームページで公開している。

民間人が情報を引き出して膨大な研究を進める中、各国政府はいまだにUFO関連の情報を公式に発表していないが、特に日本政府は、UFOや宇宙人に関する情報集積が乏しい。3月に入り、大川隆法・幸福の科学総裁が37万キロ離れた「ダークサイド・ムーン」と呼ばれる月の裏側の遠隔透視を敢行。そこにある光景や、アポロ計画が中止になった理由などの新事実が次々と明らかにされた。

日本人は、国際政治の動きを注視することも必要だが、同時に、宇宙に向けて目を開くべき新しい時代に入っていることに気づく必要がある。(純)

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2012年9月本誌記事 中国の「秘密核基地」と「宇宙人交流基地」を遠隔透視 すでに日本の主要都市に照準は定められていた!

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