「資本主義においては、富の不平等が拡大するので、世界規模の資産課税を強化するべきだ」

こんな主張を展開した『21世紀の資本論』という経済書が、米アマゾン・ドット・コムでベストセラー第1位になるなど、世界的に話題になっている。同書の日本語版が書店に並ぶのは2017年。しかし、すでに大手経済誌が特集するなど、日本にも"上陸"しつつある。