米カリフォルニアに中国系が“抗日記念館"設置を計画(産経新聞)

米サンフランシスコ市内に、「海外抗日戦争記念館」が設立される計画が明らかになった。中国系の女性実業家が準備を進めているという。戦後70年を迎える来年の9月にもオープンの予定で、日本軍の残虐行為を宣伝する目的が見え隠れする。

⇒日本軍の南京占領70年にあたる2007年にも、映画『南京』の公開など、日本軍の"蛮行"を宣伝する試みが多数行われた。来年もまた、日本にとって歴史問題での効果的な反論が求められる年になるだろう。歴史的事実をしっかりと海外に説明して議論すると同時に、政府の新たな歴史認識を示す安倍談話の発表が望まれる。

「女性の活躍」に向け新法を準備へ 企業には行動計画求める

民間企業や地方自治体に、女性の登用拡大に向けた行動計画を策定するよう求める新法が、早ければ秋の臨時国会で議論される。政府は、「女性の活躍」を新たな成長戦略の中心課題としており、「2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%にする」という数値目標を掲げている。

⇒女性が活躍する社会をつくるというビジョンに異存はない。一方で、「30%」という数字ばかり先行することには注意が要る。女性登用の数字達成のためだけに有能な男性の出世が見送られるようであれば、逆に不公平を生む。あくまで、有能な女性を「女性だから」という理由で差別せず、男女ともに能力に応じた機会を得られるようにするという方向で、政策を進めるべきだ。

JRが東京―羽田を18分に縮める新線 2020年代にも(日経新聞)

JR東日本が、東京都心と羽田空港を結ぶ新線を2020年代半ばにも開通させる。東京駅や新宿駅から直通で20分前後と、所要時間はこれまでの半分に。東北本線が上野から東京まで延伸することで、将来的に北関東から羽田空港への直通構想もある。

⇒関東平野は100km圏内に3千万人が密集する、世界で唯一の都市圏。その一体性を高める経済的意味は大きい。とはいえ、2020年の東京五輪の前に計画を実現して、北関東にも海外の観光客を呼び込むなど、できないものか。

安倍首相が中南米5カ国を歴訪へ

安倍晋三首相は25日から11日間をかけて、メキシコ、トリニダード・トバゴ、コロンビア、チリ、ブラジルを訪問。日本の中南米政策を発表するほか、経済関係を強化する。

⇒中国は中南米諸国との経済関係を強めており、多数の移民も入植している。習近平・国家主席も今月、昨年に続いて、この地域を歴訪している。以前には日中首脳が相次いでアフリカ入りして話題になったが、「地球儀外交」を掲げる安倍首相は中南米でも、中国の影響力拡大に対してくさびを打ち込むことになる。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『天に誓って「南京大虐殺」はあったのか 「ザ・レイプ・オブ・南京」著者 アイリス・チャンの霊言』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1183

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2013年12月号記事 女性上司と部下のホンネ - ハッピーな職場をつくろう!

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2013年1月号記事 世界都市東京 その無限の可能性に迫る

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