2014年5月号記事

公開霊言抜粋レポート

漢の高祖劉邦に学ぶ
人心をつかむ秘訣

公開霊言「『天下統一の秘術』─漢の高祖劉邦の実像に迫る─」

2月20日 幸福の科学総合本部

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

前漢の初代皇帝として名をはせた劉邦。項羽とのライバル対決は、小説や映画などでも描かれ、歴史ファンを魅了する。昨年11月に収録された項羽の霊言に続き、劉邦の霊に天下統一の秘密を尋ねた。

優れた人材を惹きつけられた理由

項羽の霊言では、「負けない戦いを続けるなかに勝機を見出す」と、劉邦に敬意が示されていた。

これに対して劉邦の霊は、 「軍神として認めるよ」「一対一では絶対勝てない」 と、項羽の抜群の強さを称えた。一方、自身には人材活用の強みがあり、 「明らかな弱点があったがゆえに、人を使えた面もあった」 と述べた。

確かに劉邦の周りには、内政を取り仕切った蕭何、軍師の張良、戦で圧倒的な強さを見せた韓信など優れた人材が集い、劉邦を助けた。

「相手の才能とか持っているものが素晴らしいと素直に感動し、評価できるかどうかかな」

個人としての力量は項羽に及ばなくても、多様な人材を受け入れる度量があったことが、劉邦の強さの秘密だといえる。