2014年3月号記事
救韓論
韓国が「近代化」する5つの方法
朴槿惠大統領の常軌を逸した反日外交は、韓国内からも反発の声が挙がるなどして行き詰まり始めている。中国の覇権主義と北朝鮮の脅威、そして反日感情の中で右往左往する韓国は、どこに出口を見出せばいいのか。大国の属国になる歴史を繰り返さないためにも、韓国は今こそ真の近代化を目指さなくてはならない。
(編集部 近藤雅之)
・国際紛争でも「相手が悪い」と開き直る
・国際法や国際マナーが通じない
・大国に擦り寄る事大主義(注)
これは、明治時代に福沢諭吉が『脱亜論』などで挙げた李氏朝鮮(朝鮮半島)の問題点だ。福沢は、当時まだ清国の従属国で、西洋列強の脅威にさらされていた隣国・李朝を近代化させようと奔走した。 その福沢が指摘した朝鮮半島のお国柄は、120年以上経つ現在でも、ほとんど変わっていない。
韓国の国際ルール無視は、習い性の域に達している。竹島の不法占拠や従軍慰安婦のねつ造、新日鉄などの日本企業に対する戦時徴用の賠償請求問題など、数え上げればきりがない。
朴槿惠大統領も就任以来、訪問先の国々でしつこく日本バッシングを続けてきた。さらに、中国との共同事業として、日本の初代総理大臣である伊藤博文を暗殺した安重根をたたえる記念館が、1月19日に殺害現場の中国・ハルビン駅に建設された。
だが、こうした反日外交に対しては、韓国内でも批判や疑問の声が出始めている。その外交方針は自滅への道であることが、今後明らかになっていくだろう。その時、 韓国が直視するのは、実は自分たちの社会に近代の価値観が根づいていなかったという事実だ。 日本やアメリカが、韓国の外交方針に驚き呆れ、理解に苦しむ原因もここにある。