2026年4月号記事
次の世界経済を決めるFRB新議長
米経済は世界経済のエンジン。それを自覚し、重責を果たすFRB議長が誕生すれば、トランプ政権下で「ゴールデン・エイジ」が到来するかもしれない。
「高成長と低金利は同時に実現することができるはずだ」
ダボス会議に乗り込んだトランプ大統領はスピーチで、こう訴え、金利を引き下げないパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長にメッセージを送った。だが、ようやくトランプ氏の発言の真意を十二分に理解する人物が同氏によって次期議長として指名された。ケビン・ウォーシュ元FRB理事(55歳)である。トランプ政権にめっきり批判的になったウォール・ストリート・ジャーナル紙でさえ、トランプ氏2期目の最良の選択だと褒め讃えた。
「経済成長がインフレ上昇を招き、金利の引き上げは避けられない」として金利を引き下げないパウエル議長とは異なり、ウォーシュ氏はサプライサイド(供給側)経済学の側に立つ。2008年の金融危機後も量的緩和(*1)を続けたベン・バーナンキ議長の元を去ったウォーシュ氏は、そうした政策は低成長と高インフレをもたらしかねないと警告。FRB改革を訴えた同氏の予言は的中し、その先見性は認められている。
このウォーシュ氏をトランプ氏に推薦したのがサプライサイド経済学の父・ラッファー博士である(*2)。博士は弊誌の取材で「彼ならレーガン大統領のように対話型で改革を進めていくでしょう」と期待を込めて語った(本誌47ページ)。
(*1)中銀が国債などを大量に買い入れて銀行に流動性を供給し、金利低下を促す政策。
(*2)Trump Economic Advisers Float Three Names for Fed Chair, The Wall Street Journal, March 17, 2024
※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。
インフレを世界に輸出したパウエル議長
政府との連携が経済成長をもたらす
トランプの経済参謀が考えるFRB改革/アーサー・B. ラッファー博士インタビュー










![HSU 神様の学問 [第2回] - 経済学は神の存在なくして成り立たない(後編) HSU 神様の学問 [第2回] - 経済学は神の存在なくして成り立たない(後編)](https://media.the-liberty.com/images/20240725/32007d8c-be6d-462e-aacd.2e16d0ba.fill-100x55.format-jpeg.jpg)
![HSU 神様の学問 [第1回] - 経済学は神の存在なくして成り立たない(前編) HSU 神様の学問 [第1回] - 経済学は神の存在なくして成り立たない(前編)](https://media.the-liberty.com/images/20240704/dced9203-e93d-4b18-b1ad.2e16d0ba.fill-100x55.format-jpeg.jpg)











