2026年1月号記事
ニュースのミカタ 2
政治
ああ、長かった「再エネ」時代
総崩れを認め、止めてしまおう
再エネ政策は誰が見ても暗礁に乗り上げた。
2025年8月下旬、秋田県沖など国内3海域における洋上風力発電事業から、最大手の三菱商事が撤退し、日本中に衝撃が走った。
三菱商事は21年、政府が公募した日本初の大型洋上風力開発を、破格の安さで落札していた。しかしその後、インフレに伴う資材や人件費の高騰で建設費が膨らみ、採算が取れなくなったとして、撤退を表明。これにより、開発計画は事実上"白紙"に戻った。























