2025年9月号記事
大動乱時代に備えよ
増税 中国 天変地異
日本の政治は、これからどうなるのか。
その動向と命運を左右する、「本当の問題」に迫った。
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大動乱時代に備えよ 【増税・中国・天変地異】 - Part 3 立憲と大連立狙うなら天変地異に向かう
「左翼政権=大震災」の法則
立憲と大連立狙うなら天変地異に向かう
増税派がもたらす大不況、親中派が招く危機と並び、日本が誤った道を歩むなら、覚悟すべき大災厄がある。もし自民が立憲と大連立を組み、まさか野田代表を首相に担ぐような方向へ事を進めれば、天変地異を呼び込む重大な要因となりかねない。
水面下で連立交渉が進む?
大連立については、石破氏が年初のラジオでその可能性に触れたことで注目を集めた。自民党の現在の苦境からすると、残念ながら非常に"魅力的"なシナリオなのだ。
少数与党の自民党は今期で、政策ごとに国民、維新、立憲などと「部分連合」を結ぶという、複雑で多難な国会運営を強いられた。そのたびに予算や法案の修正をのまされ、駆け引きや調整に多大な時間とエネルギーを費やした。「こんなことはいつまでも続けられない」という声がもっぱらだ。
その上、立憲に内閣不信任案を出されれば、いつでも通りかねない状況が続く。大連立論が選挙後すぐに出ずとも、「自公政権が今の構造のまま続く方が非現実」と言われる。
"影の総理"である自民党の森山幹事長は、部分連合について選挙前から「何回もできる話ではない」とその限界を語っている。今後の政権枠組みについて、「いろいろなことを考えないといけない」と、大連立にかなり含みを持たせた。
立憲の野田代表は選挙前、反自民党票の受け皿となる意図もあり、連立にはあくまで否定的にふるまった。だが、立憲は毎会期、必ず内閣不信任案を出していたのに、勢力図的に通り得る今期に限って「出さない」という不可解な判断をして、内外を驚かせた。「連立の余地を残すため」「石破・野田ラインが水面下で話を進めている」という観測が永田町で飛び交った。
村山政権の前科
野田政権が"呼び込んだ災害
光はここにあり
日本を救う二つの指針









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