2024年9月号記事

人は死んでも「生きている」

お葬式やお墓、供養などを軽視しがちな現代。でも、人間の本質は魂であり、たとえ死んでも「生きている」。3つの体験談から供養の大切さをお伝えする。

近年、コロナ禍もあり、葬儀を省略し、亡くなった人を病院から直接焼き場に運ぶ「直葬」が増えている。

しかし霊的真実を言えば、心臓が止まってから約1日経って、肉体と魂をつなぐ霊子線が切れた時が「本当の死」である。それ以前に肉体を焼くと、死を自覚していない故人は耐え難い苦しみを味わい、安らかなあの世への旅立ちが妨げられてしまう。

また、お墓には「霊的なアンテナ」の役割があり、天国や地獄にいる故人と心が通じる交差点の機能がある。海や山に散骨するような"手軽な供養"では、先祖が地上で迷ったり、地獄に堕ちたりした場合、天国に導く救いの機会が失われてしまう。

以下に紹介する3つの体験談を通じて、人は死んでも「生きている」こと、供養の大切さを感じてもらいたい。

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次ページからのポイント(有料記事)

体験談【1】反発していた父への感謝が届いた/下野律子さん

体験談【2】反省を重ね、義母を許すことができた/島由紀子さん

体験談【3】人間は肉体なき後も霊として生き続ける/河﨑知重子さん

正しく供養するための大切なポイント