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香港の警察は14日、海外に滞在する民主活動家など5人を、香港国家安全維持法に違反した疑いで指名手配し、懸賞金をかけたと発表しました。
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指名手配されたのは香港出身の男女あわせて5人で、いずれもアメリカやイギリスなどさまざまな国に滞在しています。その中には、米国市民権を取得し米ワシントンに拠点を置く「アメリカ人」も含まれています。
香港警察は5人に対し、外国勢力と結託して国家の安全に危害を加えたり、インターネット上で香港の独立を呼びかけ、国家政権の転覆を煽ったりした疑いがあるなどとしています。また、逮捕につながる情報提供には1人当たり100万香港ドル(約1800万円)の懸賞金を出すことも明らかにしています。
香港警察の国家安全保障部門担当者は会見で、「すでに海外に逃亡した全ての人物は国家安全維持法違反の罪を負い続けている」と強調しました。
今年7月にも同様に、海外に滞在する8人の民主活動家らが指名手配され懸賞金もかけられており、アメリカとイギリス、オーストラリアが、言論の自由と民主主義に対する攻撃だとして直ちに批判していました。
また、留学先のカナダに事実上亡命する意思を示した周庭(アグネス・チョウ)氏については、保釈の条件となっていた12月の予定日までに香港に戻らなければ、逃亡したとして指名手配すると警告しています。
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