11月23日は、日本では勤労感謝の日だが、アメリカではサンクスギビング・デー(感謝祭、毎年11月の第4木曜日)の休日だった。クリスマスと同様、街は、日本の正月のように静けさに包まれる。

この日には、アメリカ人の多くが、神に感謝を捧げ、神の加護を祈り、日頃の感謝の気持ちを込めたメッセージを家族や友人などに送る。トランプ前大統領も、SNS「トゥルース・ソーシャル」にビデオメッセージを投稿し、家族や友人、そしてアメリカにご加護を授ける「全能なる神」(Almighty God。The Creator[創造主]と並んでトランプ氏がよく使う言葉)に感謝を捧げ、また、軍人や警察、愛国心に溢れた人々にも感謝の言葉を述べて、来年のサンクスギビングでは、より強く、安全で繁栄したアメリカを祝福することになるので、希望を失わないようにと、励ましの言葉を述べた。

トランプ氏は、その温かいメッセージと同時に、「愚か者(Lunatics)、コミュニスト(共産主義者)、ファシスト(全体主義者)、マルキスト(マルクス主義者)、民主党員、RINO(名前だけの共和党員)へ」などとして、サンクスギビングの祝福と共に、政治的に偏向した検事や判事を猛烈に非難し、来年の大統領選の勝利と「MAGA」(アメリカを再び偉大に)への決意などを述べた。

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画像は、「トゥルース・ソーシャル」へのトランプ氏の投稿より。