2023年10月号記事

本当にある!

タイムトラベルと併行宇宙

最先端物理学でも見えていない、「時間」と「宇宙」の秘密に迫る。
これは空想でもなければ、単なる科学的思考実験でもない。
実像を持った世界であり、人類の未来にとって絶対に"必要"な原理である。


contents


タイムトラベルとセットで語られることが多いのが、「パラレルワールド(併行宇宙)」だ。自分が住んでいる世界とは"別の世界"が存在する──SF映画でも描かれるなど注目が集まるが、その真相はどうなっているのか。

米研究者が実体験した"併行宇宙の自分"

興味深い報告を残しているのが、生前、自らの魂を幽体離脱させ、多くの霊界探訪の記録を残したアメリカの研究者ロバート・モンロー氏だ(*1)。

自身の幽体離脱の記録をとっていたモンロー氏は1958年11月、幽体離脱した際、普段は現れない「穴」が開いていることに気づく。「まるで窓から遥か宇宙を観ているような無限の距離と空間の感覚」とモンロー氏が形容する穴は、その後も実験中に何度も出現。およそ2カ月にわたって穴に手を入れたり、頭を入れたりと試行錯誤を繰り返した後、意を決して穴の中に入ってみると、文明の様相が微妙に異なる世界が広がっていた。自然環境は我々の住む世界と変わらないが、まず科学の発展度が異なる。そして風習や習慣、歴史的背景なども現文明とは違っているという。例えば道路の車線は私たちのものより2倍近い道幅がある。我々の世界でいう自動車も形が異なり、最も小さいもので5、6人が並んで掛けられる大きさだという。それらは、原子力と推測される熱源を用いる蒸気エンジンで動いているらしく、時速20~30キロほどと随分遅い。

またこの世界にも、"現実の"モンロー氏とそっくりな人物が存在するが、下宿先の小さな部屋で暮らす「孤独な男」として暮らしていたという。我々の知るモンロー氏は成功した経営者であることから、両者は全く別物の人生を送っているということだ。

大川総裁はモンロー氏の体験について、「宇宙のなかに、そうしたパラレル・ワールドとつながる部分、『特異点』があるのではないかと思われるということです」と説明する(*2)。

(*1)ロバート・モンロー著『ロバート・モンロー「体外への旅」』(ハート出版)
(*2)『「小説 揺らぎ」について』(幸福の科学刊)

※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。 なお「幸福の科学刊」とされている書籍の詳細は幸福の科学の支部・精舎にお問い合わせください。
 

 

次ページからのポイント

最先端物理学がぶつかる壁とは

併行宇宙と闇宇宙の真相

国際政治の混乱の裏に●●●●の存在あり

『小説 十字架の女(3)』が描く時空と併行宇宙を超えた攻防

悪しき宇宙存在から地球を護る鍵は"宇宙技術"の向上ではない