2023年10月号記事

「生涯現役」の体現者
本多静六に学ぶ

─良書を読み、「人生計画」を立てよう─

高齢社会の前途が危ぶまれる今、振り返るべきは「自助の精神」。
その体現者の生き様とは──。

幸福の科学・大川隆法総裁は、「生涯現役」の人生を生きるために3つの時期に偉人伝を読み直す必要があると説く。

偉人伝は、十代のとき、つまり、物心がついてから高校生に上がるぐらいまでに、一度は読まなければいけないものです。

そして、二回目に読まなければいけないのは、三十五歳から四十歳になるころです。このころに、もう一度、偉人伝を読み直し、志を立て直す必要があります。

さらに、三回目に読まなければいけないのが六十歳前後であり、いわゆる退職年齢に当たるころです。このあたりで、もう一回、偉人伝を読まなければいけません。六十歳前後に、偉人伝の三回目の読み直しをしたならば、それは、『老いて学べば、則ち死して朽ちず』ということになるでしょう。つまり、『死んでも朽ちることのない、人生最後の輝きを放ちつづけることができる』ということです。(中略)この時期にそれをしなかった人は、志がなくなります」(『生涯現役人生』)

若き日の進路決定、中堅期の大仕事、引退後の社会貢献──どの局面でも、志の真贋が問われる。そして、その志を養うためには、「偉人伝」が重要なのだ。

そこで、本記事では模範となる先人として、「生涯現役」を貫き、85歳で大往生を遂げた本多静六博士を紹介してみたい。


老壮年期を変える「念い」の力

生涯現役人生

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若い頃の成功・失敗だけで人生は決まらない──。壮年期から晩年期を輝かせる「心構え」と長寿の方法論が明かされた、生涯現役のバイブル。

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次ページからのポイント

青年期・立志の時代

中堅期・奮闘努力の時代

壮年期・職域奉公の時代

晩年期・お礼奉公の時代