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アメリカ大手IT企業5社について、2022年10~12月期の決算が2日、出そろいました。全社において減益となり、異例の事態として波紋を呼んでいます。

《詳細》

米経済において「一人勝ち」状態となっていた、グーグル持ち株会社(アルファベット)、アマゾン、メタ(旧フェイスブック)、アップルの「GAFA」と呼ばれる4社に加え、マイクロソフトの昨年最終四半期の決算が出そろい、全社の純利益がマイナスとなりました。

アルファベットは純利益34%減で、動画投稿サイトユーチューブにおけるネット広告収入減少などが大きく響きました。同社の広告事業が減益になったのは、2004年の上場以来初めてです。

アマゾンは98%減となりました。多くの企業がIT分野への投資を減らし、同社のサーバーサービスなどの利用を見直すなどしたことが影響しています。

メタも55%の減収で、収益の柱である広告事業の不調が響きました。

アップルは13%減、マイクロソフトも12%減となりました。

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