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厚生労働省の20日の発表によると、2022年の自殺者数が速報値で2万1584人となり、2年ぶりに増加しました。男性の自殺者が13年ぶりに増加しています。

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原因など詳しい分析が公表されている1~11月分の統計によると、職業の有無で比較したところ、有職者が7409人でほぼ前年並みだったのに対して、失業者は前年比約1.8倍の1038人となりました。また、年金や雇用保険で生活する人も705人増え、5347人となるなど、生活苦を背景にしたとみられる自殺が増加しています。

男女別では、男性が604人増の1万4543人となり、13年ぶりに増加。特に中高年では50代男性、40代男性が大きく増えています。女性は7041人と昨年比で27人減っていますが、コロナ禍の2020年以降、3年連続で7000人を超えています。

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