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2024年秋に現行の健康保険証を廃止するのに伴い、寝たきりの高齢者などもマイナンバーカードの申請ができるよう、本人確認を緩和する案などが検討されています。

《詳細》

マイナンバーカードの申請は、不正取得を防ぐため、利用者が市区町村の窓口を訪れ、職員が本人確認を行うことを原則としています。

6日に開かれた「マイナンバーカードと保険証の一体化に関する検討会」では、病気で外出が難しい高齢者への対応が課題として取り上げられました。政府内には、高齢者施設の施設長や自宅で世話をするケアマネジャーらが本人確認を代行する案があります。

今後、検討会は、新生児への交付をテーマとして取り上げる方向です。マイナンバーカードには顔写真が付いていますが、乳幼児は成長するにつれ顔立ちが変わるという問題があります。乳幼児については顔写真掲載を不要にする法改正を検討するとともに、出生届とマイナカードの申請書を一体化させる案も出ています。

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