2022年11月号記事

家庭不和、依存症、相続トラブル、認知症、引きこもり──

え、そういうのも呪いなの?

あなたの家庭の意外な悩みが、目に見えない何者かによる「呪い」だったとしたら──。


contents

家庭不和、依存症、相続トラブル、認知症、引きこもり── え、そういうのも呪いなの? - Part 1


ねえ、もしかして、こういうのも呪いかな?」

「だとしたら、塩子さんに……」

10月7日、全国の映画館で映画「呪い返し師─塩子誕生」(製作総指揮・原作は大川隆法・幸福の科学総裁、企画は大川紫央・総裁補佐)が公開される。

舞台は東京都内・賀茂野女子高校。オカルト研究会の部員・奈々子たちは、清めの塩で円陣と五芒星を描き、願い事を記した封書を焚き上げていた。儀式に応じ、突風と共に現れる袴姿の女性──それが噂の呪い返し師・塩子だった。

奈々子たちは、さまざまな問題に苦しむ人たちの声を聞きつけては、その「呪い返し」を塩子に依頼していく──。


「呪い」が悪霊を呼び込む

「呪い」といえば一般的に、「誰かを恨み、妬む念波で、相手に直接、不調を起こす霊現象」というイメージが強い。本作ではその代表例である「生霊」も出てくる。しかし、本来の「呪い」の意味はもっと広い。

劇中ではこう語られる。

「自分さえよければ他人は不幸になっても構わないという思い──それが呪いよ」

その言葉の通り、劇中では振り込め詐欺、家庭内暴力、大学教授の思想洗脳、大企業御曹司が複数の女性を弄ぶ──こうしたさまざまな悪行も、「呪い」の表れとして描かれている。

さらにこうした心は、地獄の悪霊を始めとした霊たちの「呪い」をも呼び込む。彼らは人間の欲や怒りなどに呼応して憑依し、増幅させる。そして本人や周りの人々を悩みに引きずり込み、いっそう不幸にしようとする。

そう考えると、「呪い」は思うよりも、身の回りに溢れている。身近な体験談を見ていこう。

※本文の特に断りがない『 』内の書籍は、全て大川隆法・幸福の科学総裁著、幸福の科学出版刊。

 

 

次ページからのポイント(有料記事)

身近で意外な「呪い」体験談

Case1 相続トラブル

Case2 依存症

Case3 家庭不和

Case4 認知症

Case5 引きこもり