幸福実現党は4月23日、立党13周年を記念して、東京都港区の幸福の科学・東京正心館で党大会を開催。全国に衛星中継された。
2009年春に立党した同党は、いち早く中国や北朝鮮の脅威を訴え、同年の夏の衆院選に全国で300名以上の候補者を擁立。国難の到来を訴え、憲法九条改正、集団的自衛権の行使容認などを主張。どの政党も避けてきた争点に果敢に切り込み、正論を訴え続けてきた。
「神が述べる政策を伝え、精神的主柱を立て国民の幸福に貢献したい」
党大会では、江夏正敏幹事長と里村英一政調会長が登壇。中国、北朝鮮をはじめ日本を取り巻く日本の外交・安全保障や、財政赤字を膨らませるバラマキへの警鐘など、同党の参議院選挙で掲げる7大政策のポイントについて説明した。
里村政調会長は自身が22日に行った出馬会見の様子を描写しつつ、「とにかく、これらはすべて現代の文明、人類の存続がかかった問題です。こうした危機感を背景に、幸福実現党の政策ができていると胸に留めていただけるとうれしい」と力説した。
江夏幹事長は、幸福実現党は神の思いを伝え続ける政党とし、「7つの柱を中心に、神が述べる政策をしっかりと伝え、その中で、精神的主柱、信仰心、武士道精神を立てて、そして正義のある平和、自助努力による平和を打ち立てて、国民、そして人類の幸福に貢献していきたい」と語った。
続いて登壇した釈量子党首は、現代のメシアであり、同党の総裁でもある大川隆法・幸福の科学総裁が、世界のさまざまな問題に対して指針を発信し続けていることを紹介。その上で、「幸福実現党は、まさにメシアが作った政党で、『メシアの法』を実現させる政党です」と述べた。
さらに、参院選に向けた各政党の政策が、バラマキ政策をはじめとした目先の利益に囚われたものになっていることや、国防上の危機に対処できていないことに危機感を示した。そして、「自分の国を自分で守れる」だけではなく、周辺諸国にも責任を果たせる国として日本を変えていきたいと意気込み、「この日本から信仰心を立ち上げることで、台湾を守りたい。香港を解放したい。ウイグルを救いたいのです」と締めくくった。
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